1981-12-22 第96回国会 参議院 外務委員会 第1号
ただ、いまイカの話も出ましたけれども、たまたま七月から十二月の漁期に入りますと、あの辺はイカの最盛漁期になるわけでしょう、ぶつかり合う。完全にぶつかりますね、あの日本海水域においては。 そこで、われわれが非常に心配することは、やはりトラブルが起こる危険性というものは十分考えられはしまいか。一隻や二隻の漁船が出るわけではないわけですから、大量の漁船が日本からも出るわけですから。
ただ、いまイカの話も出ましたけれども、たまたま七月から十二月の漁期に入りますと、あの辺はイカの最盛漁期になるわけでしょう、ぶつかり合う。完全にぶつかりますね、あの日本海水域においては。 そこで、われわれが非常に心配することは、やはりトラブルが起こる危険性というものは十分考えられはしまいか。一隻や二隻の漁船が出るわけではないわけですから、大量の漁船が日本からも出るわけですから。
しかも、現在はタラ漁業の最盛漁期であるにもかかわらず出漁ができず、ばく大な損害をこうむっておるわけであります。中には、もうがまんができないということで、強行出漁しておる漁船もあると聞いておるわけであります。
以上、災害の概要と関係漁民の要望を申し上げたのでありますが、結論といたしましては、このような大きな災害がどうして起きたかはいろいろの原因があろうと考えますが、要するに時あたかもさけ・ます流し網漁業の最盛漁期に入りまして、多数の漁船が出漁していたこと、北海道においては、五月中に起きる気象異変としてはめずらしく大きな暴風であつたこと。その暴風予想が意外に急速に発達したこと。